さぁ…

Sunday, March 12, 2006

昔の楽しみ

社会は進化していると思うが、たまにいいことが失う。

たとえばシャワー。1992年から、一分2.5ガロンの水を出すシャワーヘッドは禁止された(アメリカの法律で)。もちろん、水を節約するのはいいことだとわかってる。シャワーヘッドの製造社は法律を違反したくないから、今販売しているヘッドはほとんど2.5までではなく、2.2とか2.3ぐらいしか出ない。

今僕のアパートはちょう~ふるい。1968か1969年にたった。シャワーの水圧もほとんどないから、シャワーヘッドの問題かなと思った。そのシャワーヘッドは安っぽくて、台湾製の5ガロンモデルだった。ヘッドをはずして、水流を測ったら、1.4ガロンぐらいしか出ない。しょうがないから新しいやつを買って(という、デザイン流量が低いモデルで、水圧が低くても水をすごしだけうまく出せるもの)、変えた。

けど、最近水圧がだんだん減った。もうほとんど出てないほど。しょうがなくて会社でシャワーをしている。会社のシャワーは汚いし、シャワーヘッドは鉱物で詰まらせたし、うちよりあまりよくない。

会社は大型温水器が使ってるから、流量の問題じゃないだろうと考えて、やはり今持ってる5ガロンのやつを使ってみようかなと思った。今日シャワーヘッドを変更して使ってみた。

しょぼかったシャワーヘッドだけど、結果はすごかった。水ががんがん出て、(暖かい)滝の下に立ってる感覚だった。一生も感じたことない量の水。もちろん、水につかりたければ、お風呂に入るのは簡単。だけど、静水と流水の間に、ものすごく違いがある。

シャワーしながら、なかなかやましい気持ちを持ってた。やはり贅沢な経験である。水は体に瞬間しか接触しないのに、下水に流れてしまう。一番いいのはシャワーの中に循環システムがあることだろう、排水を加熱して、濾過して、また上から出す(もちろん、石鹸などを使わないときに)。

まぁ、ポイントは今の法律で、僕はシャワーで「気持ちいい」と思うことがなかった。シャワーは人をくつろがせるだけど、もうアメリカでほとんど体験できない。2,3月前に見たブログで、「シャワーの流量は政府の問題じゃない」というアーティクルがあった。そのとき、別に2.5ガロンで水を節約のがいいんじゃないという思いを持ってた。でも、やはり試さないとわからない楽しみだね。いま販売しているシャワーヘッドはいろんな設定があるけど(マッサージなど)、今もってるしょぼいやつとまったく比べられない。

プログレスかな。社会や時代の進化の犠牲者かな、このシャワーヘッド。

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